大学院のポリシー

ディプロマポリシー

人間発達学研究科は、現代社会において広く深く進行する「人間の発達の危機」、中でもとりわけ顕著に現象している「子どもとおとなの発達の危機」に真正面から取り組み、教育、保育、子育て支援、社会福祉の分野で問題把握能力と分析力を備え、解決の方途を探る研究力を身につけた人材を社会に送り出すことを目的としています。
したがって、本研究科の修了認定は、次の基準によって行われます。

【博士前期課程】

"子どもとおとなの発達の危機に対処する科学"としての人間発達学を、理論的・実証的及び実践的・臨床的側面からバランスよく学び広い視野を身につけるとともに、教育、子育て支援、社会福祉のいずれかの分野で高度な専門的知識・技能・研究力を備えるに至ったことをもって、修士(人間発達学)の学位を授与します。そのため、人間発達原論、人間発達支援論、人間発達社会論の科目群からのそれぞれの4単位履修を含む34単位を修得しなければなりません。提出される修士論文は一定水準の研究力を備えた専門性の高い論文であるかどうかによって、その可否が判定されます。

【博士後期課程】

総合的な理論知・実践知としての「人間発達学」の創造と発展に寄与できる高度な専門的知識と自立して研究活動を行い得る力量を備えるに至ったことをもって、博士(人間発達学)の学位を授与します。そのため、「人間発達学特別研究」(研究指導)を12単位及び「研究特講」科目を3科目12単位以上を修得し、博士論文の審査および所定の試験に合格しなければなりません。博士学位論文は、当該研究分野において新たな研究成果を上げ、その分野の今後の発展に資する内容を含んでいることが要求されます。

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